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所信表明

社長エッセイ 2019年7月25日 木

所 信 表 明

2019年4月1日
エオネックスグループ
代表取締役 北田 展之

【はじめに】

■「以和為貴」(和を以て貴しとなす)
聖徳太子が制定した十七条憲法の第一条に出てくる言葉です。
現代の解釈では、「お互いに仲良くしよう」、「もめ事をおこさないように」などと言われています。だからと言って、「みんな仲良くお友達集団を作りましょう」と言いたいのではありません。第一条を最後まで読み進めると、「上の者も下の者も協調、親睦の気持ちを持って議論できたなら、おのずから物事の道理に叶い、どんなことも成就するものだ」と、締め括られています。また「和」の精神とは、体裁だけ取り繕ったものではなく、自分にも人にも正直に、不満があればお互いにそれをぶつけ合い、理解し合うということが本質ではないかと考えます。「以和為貴」(和を以て貴しとなす)とは、「人々が互いを敬い、認め合う気持ちを持って調和していく事が最も大事なことである」という、教えであると考えます。

■エオネックスグループ 経営理念(品質方針)

人材を最大の財産と位置づけ、魅力的な会社運営のもとで、
確かな技術力を核として、お客様に満足のいく商品を提供し、
着実な発展と安定した会社運営を目指す。

当社の経営理念で最初に出てくる単語は「人材」です。なにを以ても人材は最大の財産なのです。また、当社のコーポレートメッセージには、「企業とは人の集合体である」と説いています。「その色々な個性が一体となれば、ひとつしかない、独自性を持ったオンリーワン企業が創りあげられる」とあります。この考え方を発信しつづけ、これまでと同様にすべての人を大切にすると共に、すべての人が存在目的を持って、仲間と調和できるような環境を創り、進化型の組織創りに邁進します。

■株式会社エオネックス創立55周年
創業以来55年という歴史を積み重ね、組織として大切にしてきた文化やchallenge精神を決して失うことなく、これからも社員同士のコミュニケーションを大切にすること、本音で語り合える人間関係を創り上げること、社員一人ひとりの多様な個性を活かすことで、大きな目標に向かって一致協力し、その目標をやり遂げたとき、達成感を全社員で分かち合えるような会社運営を目指します。

【今後の体制と方針】
■私のミッション
2019年4月1日より株式会社エオネックス・株式会社利水社・株式会社湯ネックスの代表取締役社長に就任させて戴きます。同時に代表取締役に市山勉会長が就かれ、2名代表取締役体制を敷くことと致します。日本アジアグループ株式会社の空間情報事業の一員として、3社の業績計画を達成するため全責任を持って事業に専念致します。

■事業部制の強化
これまでエオネックスグループは、圧倒的な存在感を持つ強いリーダーがリーダーシップをフルに発揮し、業容拡大を続けて参りました。これからは、複数の小さな単位であるチームやグループで「勝つ」(業容を拡大させる)ことに注力し、総合力を以て成果を得る体制にする必要があります。幸いにも、株式会社エオネックスは2010年度から事業部制を敷いてきました。また株式会社利水社も2018年度より事業部体制をスタートさせています。本年度より本格稼働する株式会社湯ネックスには、温浴運営本部を新設しました。エオネックスグループは、これまでの3事業部体制を継続し新設した温浴運営本部を加えた4本柱とし、更に充実し発展させて参ります。なお、4つの事業部体が能力を最大限に発揮できるよう、且つ各事業部体のリーダー職の負担軽減を目的に、事業推進本部を設置しサポートする体制を併せて整備しました。

■人材確保及び人材育成
少子・高齢化による労働人口の減少、新卒者を対象とする就職・採用活動のルールも大幅に見直される見通しのなか、今後中小企業の労働力確保は益々難しくなってきます。当社も例外ではありません。折角入社戴いても将来への不安による早期離職や、ハードワークが原因で体調不良に陥る社員も目立ちます。人材確保及び人材育成の専門部署を設置し、各部署のOJTマニュアルの作成や、若手社員を対象としたキャリアデザインの構築を進め「会社で育てる」という文化を定着させること、女性社員の更なる活躍の場を創出する事に努めます。また昨今、「人生100年時代」と言われ、企業の定年年齢が見直される事は確実な状況です。色々な技術や経験を持たれたシニア層の活躍の場を創出し、積極的に迎え入れる体制も構築します。

【結びに】

理想を持たないものは、現実対応に終始するのみです。常に理想像=あるべき姿を描き、あるべき姿と現実の距離(ギャップ)を課題と捉え、その課題を解決するための道筋を、みんなで考えだし和を以て実行できる組織運営を行います。
自分と言う存在は、「大河の一滴」にすぎません。55年の歴史を積み重ねつくり上げられた「形」のうえに乗り、仕事をさせて戴くだけです。大切なのは、これまで築いて戴いた「形」に対する感謝の気持ちと、その「形」をより良いものへと育て上げ、次世代に引継ぐ事です。この事を肝に銘じ、必ず100周年を迎えられるような会社を創って参ります。