
井戸の調査に使う弊社の“井戸の診断車(ウェルドック)”は、各種検層装置と孔内カメラを装備しています。
ケーシング管の孔径や継目深度、孔内水の温度、電気伝導度など、井戸内部や周辺地盤の状況がこの1台で調査可能です。
また、ウェルドックに装備している孔内カメラは、人間の胃カメラのようなものです。
温泉は生き物。永くお客さまに愛される施設であるために、
温泉の「怪我」や「病気」をどう予防・対処するか。ご相談ください。
水・温泉の湧出量が減った
水・温泉が濁ってきた
温泉の温度が下がってきた
砂が出て困っている
水位が低下してポンプが止まる
ポンプの寿命が以前より短くなった
主にスケール(湯の花)の除去、機器動作チェック、衛生管理レジオネラ抑制など5年に一度の点検をおすすめします。
温泉成分、水位、温度、ガスの有無などの条件が複雑に作用し、消耗具合を左右します。ポンプは地中にあり、目視確認が出来ないため、特に定期メンテナンスが必要な箇所です。
処理前の、成分濃度の濃い温泉が流れるため機械に大きな負担がかかります。定期的に状態確認や調整を行い、安定した処理能力の維持が必要です。
電流・電圧の異常をチェックし、計測器が正常に稼働しているか等を中心にメンテナンスを実施します。
源泉を運用場所まで移送するための送湯設備では、経年的にポンプやパイプ内面に温泉スケールが付着します。スケールが付着すると温泉の流れが鈍くなり、湯量不足や動力コストの増加につながります。
利用されるお客様に対し正確な湯量を供給できるよう、温泉スタンドでは定期的に販売給湯量を計量し、誤差の確認と調整を行います。
衛生管理が重要な箇所です。
浴槽など、日常の管理では殺菌が行き届かない部分に雑菌が繁殖すると、やがて通常の殺菌では対処できなくなります。そうなる前に、定期的な殺菌洗浄で安全な状態を維持します。
井戸、揚湯設備データ等を収集し、さらに運用状況等をヒアリングすることにより、現在問題となっている原因を事前に調査します。
事前調査により作成された調査計画を基に実態調査を行います。
実態調査では温泉井戸の健康診断車(通称:ウェルドック)で不具合の原因を探ります。
調査により得られる様々なデータを総合的に解析。現状の井戸の構造、能力を明らかにします。
現在使用している源泉の異常原因を解明して適切な修繕方法を検討します。
修繕費用と新規に源泉を掘削する場合の費用を比較し、最も適切で経済的な対策をご提案します。
トラブルが再発しないよう、データの監視、運用の見直しを続けていきましょう
井戸の調査に使う弊社の“井戸の診断車(ウェルドック)”は、各種検層装置と孔内カメラを装備しています。
ケーシング管の孔径や継目深度、孔内水の温度、電気伝導度など、井戸内部や周辺地盤の状況がこの1台で調査可能です。
また、ウェルドックに装備している孔内カメラは、人間の胃カメラのようなものです。
キャリパー検層 | ケーシングのスケール等の付着や孔壁(裸孔)の崩壊の程度などを調べます。 |
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CCL※ 検層 | ケーシングの継目深度や肉厚が変化する深度などを調べます。 |
孔内水比 抵抗検層 | 地下水流入部のケーシング穴の深度や孔内の湧水・漏水状況などを調べます。 |
温度検層 | 孔内の温度計測のほか、湧水・漏水箇所や流れの推定を行います。 |
孔内カメラ検層 | 孔壁の状況をテレビカメラで撮影し、ケーシングの破 損やスクリーンの状況を観察。 |
揚湯試験 温泉成分分析 | 井戸能力や温泉成分の変化から、現在の揚湯状況が 適切であるか判断。 |
CCL:検層装置の名称(ケーシング・カラー・ロケーター[casing collar locator])の略。