感動こそが原動力

最終更新日:2014年5月17日 土

2014年度エオネックスグループ 基本コンセプト

グループ一丸となって、
大きな感動力、親密力、職人力を身につけ、大きな飛躍を!

(1)2013年度の振り返り
 2013年度は、創立50周年という節目の年でもありました。
おかげさまで、社員全員の力が結集して、アベノミスク元年の公共積極型投資の影響もあって、
売上、利益ともに素晴らしい成績をおさめて戴きました。
本当に素晴らしい50周年の節目の年になったと有り難く思っております。
 売上や利益目標が達成したことも有り難いことでしたが、会社の組織的にも大いに若返りが
進行し、若手リーダーが台頭してきたことも昨年度の特徴的なことであったと思います。
これは、昨年度からの親密力を高めるための研修事業や活動の成果が徐々に出てきたもの
であり、今年度も感動力と併せて、引き続き継続していきたいと考えます。

 

(2)感動力のアップ
 20世紀は豊かさを求めたモノの時代であり、物質的に豊かになった21世紀は、心の時代と
言われています。従って、従来から言われている「顧客満足(Customer Satisfaction)」は当た
り前になっている言葉であり、これからはさらに上の「顧客に感動を与える」「顧客から感謝され
る」ことを目標に展開していくことが必要となってきています。
 

 また20世紀は戦争の時代とも言われ、「顧客戦略」「営業戦術」「囲い込み」「ターゲット」
「ローラー作戦」「営業マンの戦闘力」などの戦争用語がビジネスの現場に定着するようになって
しまいました。

しかし、心の時代の21世紀にはもうこれらの戦争用語は不具合であり、これからは「戦争用語」
から「ドラマ用語」へ、例えば「戦略」→「物語(Story)」、「戦術」→「演出(Produce)」、
「戦闘力」→「演技力(Performance)などに置き換えて展開していく時代であると考えます。
 今年度はぜひ、「エオネックス物語を創作し、成功までのプロセスを演出する。
グループ社員全員が演技力(技術力、営業力他スキル)を磨き、優れたドラマを演じる。」を
目標にして、感動力のアップに努めていきましょう。
(3)親密力の向上
 従来からエオネックスグループは、コミュニケーションを重視してきましたが、近年そのコミュニ
ケーションが不足していたことが原因で、仕事のミスやロスにつながってしまったり、ついには
退社してしまうといったケースが見られるようになりました。
 昨年度より、特に価値観を共有することやできるだけ多くの社員同士が触れ合う機会を多く
持ったことで、コミュニケーション不足が大きく解消されつつあります。
今年度はさらに研修会や講演会を開催することで、社員さん一人一人のコミュニケーション
スキルをアップして、風通しの良い、心が触れ合える組織作りを目指していきたいと考えます。
 一日の70%以上は会社で活動しています。一人一人が親密力を向上することで、明るく、
心豊かな職場づくりを達成しましょう。

(4)職人力の充実
 バブルの崩壊以降の公共投資の削減政策により、公共事業はピーク時の1/3程度に縮小
されました。その結果、我々の関連では測量士やボーリング技師、さく井技師などに従事されて
いる人達が減少し、また若い年齢層がこの業界を避けるために、高齢化の波も襲っています。
 しかし、必ず必要な仕事であることは間違いなく、我々をとりまく業界としても深刻な問題にな
っています。このピンチを逆にチャンスととらえ、これらの大切な職人を自社で育成していくこと
が大切であると考えます。優れた職人には必ず多くのニーズが存在し、顧客に対しても信頼を
与えることができます。ぜひ今年も引き続き「職人力の充実」を目標と掲げ、活動していきましょう。

(5)キーワード「シナジー効果」
 近年になってようやく、アスナル、国際航業との経営統合によるシナジー効果が顕著に目立つ
ようになってきました。これは、ライバル他社には無い、「経営資源」であり、今後もさらにこの
シナジー効果という名の「経営資源」を活用していくことが、マーケティング(営業面)やイノベー
ション(技術面)に大きな力となり、売上や利益の拡大に寄与していくものと思われます。
 さらに今年度からは、日本アジアグループとのシナジー効果も視野に入れながら活動を展開
していく必要があります。2020年までのグループの「倍増構想」達成のためには、このグルー
プ全体の「シナジー効果」の活用が、大きなキーポイントとなっています。
 エオネックスグループの「感動力」「親密力」「職人力」を向上させ、アスナル、KKC、そして
日本アジアグループとの「シナジー効果」を最大限に発揮させて、今年度も素晴らしい年になり
ますように、みんなで頑張っていきましょう。